10月7日、14日 活動報告

10月7日日曜日、10月14日日曜日の活動報告

☆畑の草刈り
☆畑の瓦礫取り
☆畑手入れ
☆冬~来年にかけての種付け、苗植えの下準備
☆荷物移送介助

を行いました。

中心となる依頼者さんは両日とも同じお母さんでした。
本当に元気で、私たちボランティアを元気いっぱいにしてくださいます。
そのお母さんの畑には「絆」と「ありがとう」が刻まれています。
「絆」には花が、「ありがとう」には枝豆が育っていました。

枝豆に関しては育ちすぎて文字が読めないくらいいっぱい育ち、

7日は「が」の部分を収穫し、
お昼においしく戴きました。

 

被災者のお母さんは、はつらつとし、そして ボランティア内容も和気藹々と行える楽しい雰囲気でしたが
7日の昼、被災当時の写真を見せていただき、話を聞き、
お昼からの作業がよりいっそう「この人の為に」と思う気持ちが強くなりました。
14日の昼もふたりっきりでお話をする機会があり、「東北の為に」という思いが強くなりました。
元気に見えていても心はまだまだ痛いのです。

周りの方々も大変な状況は同じ、辛いなどと言ってはいけないという気持ちが、また心をきしませるのだと感じました。
また来月も仙台へくるからね。と伝えると
「うちに来られるかどうかわからないだろ・・・まだいろいろ頼みたい人もいるだろうし」というお母さんに
顔だけでも見に来る!といって抱きしめる他、気持ちを伝える術を私は持っていませんでした。

 

こんなボランティア内容で良いのかな?大丈夫なのかな?と心配になる人もいらっしゃると思います。
しかし、言葉にすることで自分の気持ちを整理したり、ストレスをはき出すことも出来ます。
私たちが行くことで話がしやすいと思ってくださる被災地の方もいると感じます。
被災瓦礫が無くなったから、心の傷も片づくなんて事はありません。
まだまだ長い長い時間が必要だと思います。
私たちは来年の収穫の時期もこのお母さんの畑のお野菜を食べたいのでずっと仙台に行きたいと思います。

このお母さんが元気で畑仕事をすることができれば、またご近所の方も元気に畑仕事を再開できると感じます。
一人を支えるこ とは、より多くの人を支えることにつながります。

 

またたくさんの侍ボラ参加者さんと共に、お母さんに会いにいきたいと思います。

おがたえみ