大雪での活動報告と今後の注意について

代表が2月23日現地入りし、

奥多摩町をはじめ、他地域で除雪活動を行ってきました。

 

情報等をくださった方、ご協力くださった方、

後方支援してくださった方、ありがとうございました!

 

各地から遠路はるばる集まった多くのボランティアの力によって、

子ども達の明日からの通学路は整備され、

とにかく事態は収束にむかいつつあることで安堵しました。が、雪は溶けたのではありません。

自衛隊、ボランティア、業者、そこに住む人々が日夜問わず人のために動き雪をどかしたのです。

最前線の人間は表には写りません。

 

この後も雪崩の危険性は否めないので、下記雪崩の注意点等記載します。

ご存知のない方が多いのではないかと思いますので

拡散等してくださると有難いです。

 

【雪崩】

雪崩は斜面につもった雪が重力によって滑り落ちる現象なので、

原則的には斜面が急になればなるほど雪崩の危険度も高くなっていきます。 (もっとも、垂直に近いような斜面では雪が積もらずに流れ落ちて行ってしまう。 逆に安全そうな緩斜面で雪崩が起きる事もある。)

大きな雪崩の約9割は、35から45度の急斜面で発生しています。

また、樹林帯のなかに一部分だけ木の生えていない斜面があったら、そこは雪崩が頻繁に起こっているとみていいです。

そのほか、障害物のない広大な斜面、沢筋やルンゼ、雪庇の下側なども雪崩の危険地帯で、 これらの場所には近づかないようにすること。

 

(※)雪崩の前兆現象(新潟県資料引用)
・斜面の雪がせり出している(雪庇、巻だれ)
・斜面の雪に裂け目の発生(クラック)
・斜面の雪がしわ状になっている(雪しわ)
・斜面の形状がわからないほど平らに雪が積もっている
・斜面をボール状の雪のかたまりが転げ落ちている(スノーボール)


通行中に雪崩の発生を見つけた場合はすぐに安全な場所に避難するとともに、通行している道路に応じて管理する事務所等へも通報をお願いします。

 

二次災害が今後増えないよう、多くの皆さまのご協力を宜しくお願いします。

 

今回の災害で亡くなられた方々へ

心よりご冥福を申し上げます。

侍 一同