9年目となる釜石鎮魂キャンドルイベントについて

◇ご報告◇

 

毎年、東日本大震災があった3月11日は岩手県釜石市へ行っています。

亡くなられた方に想いを馳せる大切な日に、

8年間鎮魂のキャンドルイベントのお手伝いをしてきました。

 

しかし今年は

残念ながら侍としての参加を見送るという決断に至りました。

コロナのことがあり、東京から人が行くということで

現地の方を一人でも嫌な気持ちにさせてしまうなら、行くべきではない、と判断しました。

 

私たちが活動する中で大切にしてきたのは、

『現地の方の思いが最優先』。

現地活動は、これが全てだと思っています。

 

毎年、3/10 に行って献花台を作り、

現地の方々とお話をして、

被災地の状況を見て回る。

そこで自分たちに何が出来るのか、現地の方が望むことは何なのか、

そればかりを考えて2日間を過ごす。

何年経っても気持ちは変わらず、

私たちに出来る事を探してきました。

 

今年は当日に行くことは侍としての参加は断念しましたが

夏頃に鎮魂イベントを開催するかもしれないということなので

それに合わせて行かせてもらえたらいいなと思っています。

 

亡くなられた方に想いを馳せることと共に、

私たちにとって『今を生きる方』も大切なので

現地の方に想いを寄せて

出来ることを続けていきます。

 

ここで繋がってくださる皆さんに

こんな風に考えている人も居るんだと知ってもらうことも何かのきっかけになるかなと思い、

ご報告させて頂きました。

 

この日に合わせて、防災グッズの見直しもしてください。

 

3月11日 14:46

たくさんの想いが届きますように。

 

 

侍 一同